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NY原油:反発で108.37ドル、3日のトレーディングレンジでの推移に
記事提供元:フィスコ
*07:02JST NY原油:反発で108.37ドル、3日のトレーディングレンジでの推移に
NY原油は反発(NYMEX原油10月限終値:108.37 ↑1.14)。原油は値動きの荒い動きが続いているなかで、4-5日は3日のトレーディングレンジ(106.55-108.83ドル)での動きとなっている。米原油在庫の減少やシリア情勢への根強い警戒感が原油市況を下支えする格好になった。
4日午後に上院委員会がシリア攻撃を10対7で可決、本会議は来週になる。ただ、海外では新興国がシリア攻撃は経済に影響を及ばすと同意しておらず、欧州ではユーロ圏ではフランスが参加の意を示しているものの単独での行動はない、としている。米国が攻撃を決断するとしても9月11日以降との見方もある。
また、下院ではベイナー議長とぺロシ院内総務と有力議員がオバマ大統領の意に賛同しているが、多数は反対しているとの報道もある。確かなことは、議会においてシリア攻撃の有無に時間がかかればそれだけ債務上限問題やバーナンキ議長後任承認への行方にも時間を割かれることになり、先行き不透明感を増すことになる。《KO》
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