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NY原油:続伸で106.11ドル、北アフリカ情勢に絡む供給懸念で買い優勢
記事提供元:フィスコ
*07:01JST NY原油:続伸で106.11ドル、北アフリカ情勢に絡む供給懸念で買い優勢
NY原油は続伸(NYMEX原油9月限終値:106.11 ↑0.14)。通常取引では、主要経済指標の発表などがなく、材料難のなか、NYダウの軟調推移をみながら、売りが先行し、105.03ドルまで下落。しかし、北アフリカ情勢に絡む供給懸念などから買いが強まり、一時106.46ドルまで上昇。その後は、前日終値(105.97ドル)前後での推移が続いたが、結局買いが勝り、106ドル台で引けた。
リビアの最大の石油積出港が、再開していたものの一時的に終わり、12日に再び閉鎖されたと政府筋が発言。エジプトでは暫定政権側と前大統領派との抗争が続いており、供給懸念が強まっている。
一方、13日発表予定の米国の7月小売売上高は、4カ月連続で増加すると予想されている。そして、14日発表予定のユーロ圏の4-6月期GDP速報値は、前期比でプラス転換すると予想されており、欧米の景気回復期待が原油需要増への思惑につながっている。《KO》
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