NSA、システム管理者を90%削減する計画

2013年8月11日 12:57

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記事提供元:スラド

米国家安全保障局(NSA)では、内部告発による機密情報の漏えいを避けるため、システム管理者の90%を削減する計画があるとのこと(Reutersの記事RTの記事GlobalResearchの記事本家/.)。

NSA長官のキース・アレクサンダー氏によれば、機密情報の漏えいを防ぐには、情報に触れられる人の数を減らすことが効果的との結論に達したとのこと。これまでも業務の自動化によるセキュリティの向上が進められていたが、エドワード・スノーデン氏による内部告発以降、この動きは加速しているという。アレクサンダー氏は自身の発言が報道により著しく誤解されているとしてNSAの活動を擁護し、あえて法を破ったり市民の自由やプライバシーを侵害してはおらず、そういった過ちは全くないと述べたとのことだ。 スラッシュドットのコメントを読む | セキュリティセクション | セキュリティ | アメリカ合衆国 | 政府 | 情報漏洩 | プライバシ

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