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Windows Phone 8にWi-Fi認証の脆弱性。デバイスの設定変更による対応が必要
あるAnonymous Coward 曰く、 Microsoftは4日、Windows PhoneのWi-Fi認証に使われる「PEAP-MS-CHAPv2」の脆弱性が原因で情報漏えいが起こる可能性があるとして、セキュリティアドバイザリを公開した(マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ、本家/.)。
この脆弱性を悪用するために攻撃者は偽のアクセスポイントに標的デバイスを接続させ、認証を試行する際に送信されるユーザーの暗号化されたドメイン資格情報を傍受する。さらにPEAP-MS-CHAPv2の脆弱性を利用して暗号化されたドメイン資格情報を復号することで、ユーザーのドメイン資格情報を取得できるという。この脆弱性はPEAP-MS-CHAPv2の暗号自体に存在するため、セキュリティー更新プログラムでは対応できず、Wi-FiアクセスポイントおよびWindows Phoneデバイスの構成を変更する必要があるとのことだ。影響を受けるシステムはWindows Phone 7.8およびWindows Phone 8。
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