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NY原油:反発で105.97ドル、中国指標の改善やOPECの産油量減少報告を材料視
記事提供元:フィスコ
*07:01JST NY原油:反発で105.97ドル、中国指標の改善やOPECの産油量減少報告を材料視
NY原油は反発(NYMEX原油9月限終値:105.97 ↑2.57)。通常取引開始後、買いが先行し、寄り付きの103.60ドルを安値に(前日終値103.40ドル)、引け際には106.24ドルまで上昇、その勢いを保ったまま大幅反発で引けた。
9日に発表された中国の7月の鉱工業生産が予想を上回る伸びとなり、小売売上高も高い伸びを維持したことが好感された。また、7月の中国の石油需要が前年比+5.5%になり、需要が安定している兆しとの見方も、買いにつながった。
また、9日は発表された石油輸出国機構(OPEC)の8月月報では、リビアがストによる輸出の混乱から産油量を減少させたことが影響し、加盟諸国の7月の産油量が前月比日量10万バレルほど減少したことが明らかになったことも、買い要因になった。《KO》
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