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東芝、川崎駅スマートコミュニティ実証事業でビル群管理サービスを実施
実証事業のイメージ(画像:東芝)[写真拡大]
東芝は8日、川崎駅周辺地区スマートコミュニティ事業委員会が進める「川崎駅周辺地区スマートコミュニティ実証事業」において、提案していたビル群のエネルギー管理プロジェクトが採択され、今秋から実証事業を開始すると発表した。
今回実施する実証事業は、東芝が企画・提案した「統合BEMSによるビル群エネルギー管理サービス」。川崎駅周辺地区の複数のビルを群管理することで、地域全体で消費されるエネルギーを「見える化」し、商業・業務施設など多様な施設が集積した既成市街地に対する地域エネルギー利用の合理化を図る。
具体的には、東芝が10月に開所を予定している「スマートコミュニティセンター」に統合BEMSを導入する。ここを中心拠点として、川崎市庁舎をはじめ川崎駅周辺の複数のビルをインターネットで接続し、各ビルに対して電力使用状況の可視化や設備診断のサービスなどを実施する。官公庁の庁舎と民間ビルの併存、また駅周辺の商業施設密集地域に対するビル群管理サービスは国内初で、今回の実証事業において最大20%の省エネあるいはピーク電力削減を目指す。
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