三菱電機、新城工場に約25億円の設備投資 モーター生産体制を強化

2013年8月7日 19:30

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 三菱電機は6日、名古屋製作所新城工場(愛知県新城市)に約25億円の設備投資を行い、高性能で高効率の三相誘導電動機およびNC工作機械用主軸モーターを短納期で供給するモーター生産体制の強化を図ると発表した。

 世界的に増加が見込まれる高性能・高効率モーターの需要に対応するため、FAシステム事業のマザー工場である名古屋製作所の新城工場に最新鋭の生産ラインを導入し、グローバル供給拠点として整備を図る。

 具体的には、三相モーター、主軸モーター生産の中核となる鉄心・巻線・機械加工の設備を中心に最新鋭の設備を導入し、短納期で高品質の製品を多品種小ロット生産するラインを整備する。また、最新のFA機器を使用した生産ラインを構築し、三菱電機が提唱する工場の見える化「e&eco-F@ctory」のモデルラインを構築する。生産能力は2015年度に年間31万台と、従来比1.2倍となる。

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