明光ネット Research Memo(2):第3四半期は売上高、利益ともに過去最高ペースを維持

2013年7月29日 16:34

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記事提供元:フィスコ


*16:34JST 明光ネット Research Memo(2):第3四半期は売上高、利益ともに過去最高ペースを維持
■決算動向

(1)2013年8月期の第3四半期累計決算

明光ネットワークジャパン<4668>が7月9日に発表した2013年8月期の第3四半期累計(2012年9月-2013年5月期)の連結業績は、売上高が前年同期比4.4%増の10,672百万円、営業利益が同4.6%増の2,197百万円、経常利益が同5.2%増の2,348百万円、四半期純利益が同14.6%増の1,414百万円となり、前の期に続いて過去最高を更新した。

増収要因は、予備校事業(東京医進学院)とその他事業の売上高が増加したこと。その他事業では、2012年7月に連結化したユーデック(受験情報誌発行、教材販売事業等)の売上高が475百万円(グループ内売上高40百万円含む)となったほか、これを除いたその他事業(明光サッカースクール、早稲田アカデミー個別進学館、明光キッズ、未来キッズクラブ等)の増収率でみても約8割増と順調に拡大していることがわかる。利益面については、明光義塾直営事業が増益要因となっている。

売上高原価率は61.3%と前年同期比で0.4ポイント上昇したが、これはユーデックの子会社化による影響が大きい。一方、販管費率は18.1%と同0.4ポイント低下した。明光義塾直営教室数の減少に伴う費用減や、前年積極的に行った教室の移転リニューアル件数が減少したこと(50教室→7教室)で、広告費を中心とした関連費用が減少したのが要因。結果、営業利益率は20.6%と前年同期並みの水準を維持した。

財政状況をみると、資産の部では流動資産が現預金・有価証券の減少などにより前期末比で315百万円減少し、投資等が268百万円増加した。投資有価証券が451百万円増加したことが主因となっている。一方、負債の部では流動負債が743百万円増加し、固定負債で1,723百万円減少した。これは主に1年内返済予定の長期借入金1,600百万円が流動負債に振り替わったことによる。また、流動負債では未払法人税が793百万円減少している。有利子負債の総額は前期末比で196百万円減少の1,670百万円となった。

純資産は前期末比で915百万円増加した。内訳としては、利益剰余金が696百万円の増加、その他有価証券評価差額金が189百万円の増加となった。この結果、自己資本比率は72.9%と前期末比で6.3ポイント上昇している。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《NT》

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