明光ネット Research Memo(6):新規事業が順調に成長、新たな収益の柱として期待

2013年7月29日 16:36

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記事提供元:フィスコ


*16:36JST 明光ネット Research Memo(6):新規事業が順調に成長、新たな収益の柱として期待
■決算動向

(d)その他事業

明光ネットワークジャパン<4668>のその他事業には、明光義塾に次ぐ新たな収益の柱として期待する早稲田アカデミー個別進学館や明光サッカースクールなどの新規事業、並びに今期より新規連結子会社となったユーデック(受験情報誌「がくあん」の発行、学習塾向け教材販売、学内予備校事業等)が含まれる。第3四半期累計(2012年9月-2013年5月期)の業績は、売上高が前年同期比3.8倍の743百万円、セグメント営業損失で143百万円(前年同期は101百万円の損失)となった。

ユーデックの業績は、売上高で475百万円(グループ内売上高40百万円含む)、営業利益はほぼ収支均衡ラインだったとみられる。売上高の約3割を占める進学模擬試験が大手塾からの受注を中心に堅調に推移したものの、学習塾向け教材の販売が前年の中学教科書改訂特需の剥落で減少した。一方、売上高の約2割を占める学内予備校事業は契約校が前期末比3校増加の15校となるなど順調だった。

このほか、明光サッカースクール事業では、売上高が前年同期比24.0%増の93百万円、営業損失が11百万円(前年同期は1百万円の利益)だった。前年同期比では直営校で6校増、FC校で2校増となり計14スクール体制となった(他スクールからの譲受2校含む)。在籍スクール生徒数も913名まで拡大するなど着実に成長を続けている。損益的には、新設校を一気に拡大したことによる立ち上げ負担増で伸び悩んだものの、前期までに開設している既存校は黒字化してきており、今後、新設校においても生徒数の拡大とともに利益貢献が見込まれる。

早稲田アカデミー個別進学館はFC展開が本格化しており、校舎数では前年同期の直営2校から当第3四半期末では直営2校、FC校13校体制となった(このほか早稲田アカデミーの直営校が4校)。2013年春における中学、高校の合格実績においても難関校へ多数の合格者を輩出したことで、生徒数も順調に拡大している。当第3四半期末時点の直営校における生徒数は前年同期比22名増の175名に、FC校に関しては前期末時点の129名から370名へと増加している。売上高は前年同期比倍増ペースで伸びているものとみられる。

小学生の学童保育・学習サービスを行う明光キッズにおいては、利便性の向上を考慮した送迎サービスの開始や新たな教育プログラムの構築などを進めた。また、新入生歓迎ピクニックの実施などプレキッズの獲得を強化した効果が出て、当第3四半期末時点の生徒数が98名と前年同期の53名から大幅な伸びを示した。

また、2012年4月にスタートした未来キッズクラブ(アブラカドゥードルアートスタジオと明光アルク英語スタジオを融合した新たな教育サービス)においては、教室型スタジオや派遣型スタジオなど多様な展開モデルを試行中。各スタジオの収益モデルの検証やFC展開に向けた体制整備を進めている段階だが、生徒数は当第3四半期末時点で154名となった(前四半期比で14名増)。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《NT》

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