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ソフトバンテク Research Memo(7):ビジネスディベロップメントは「成長の芽」を探す重要な役割
*17:40JST ソフトバンテク Research Memo(7):ビジネスディベロップメントは「成長の芽」を探す重要な役割
■会社概要
(2)事業概要
○リサーチ&ビジネスディベロップメント
ビジネスディベロップメントは、直接収益を上げる事業部門ではない。しかし、ソフトバンク・テクノロジー<4726>の「成長の芽」を探す重要な役割を担っている。阿多社長就任後に新設された。
メンバーは十数人で構成され、専任の役員もいる。主なミッションは、企業価値の最大化である。そのためにM&Aや新規事業開発などを行う。また、社内の情報システム部門の機能も担い、最先端の情報通信技術を社内に取り込むことである。
同部門を設置した理由は、自分で先端技術を使ってみた結果として獲得できる様々なノウハウが競争力になるためだ。また、事業を行う現場の視点でM&Aなどを判断できるため、事業シナジーの見極めが行いやすい、という利点がある。
部門設置の効果は早くも表れ始めている。6月には既存事業とのシナジーが見込まれる2社を相次いで買収した。
6月11日、Webフォント制作を行っているフォントワークス株式会社を子会社化することで合意した。ソフトバンク・テクノロジーがフォントワークスの株式の88%を約17億円で取得する。両社は、すでにウェブ上でのフォントサービス「FONTPLUS」を展開しているが、フォントワークスの子会社化によって、より付加価値の高いサービスを提供していく。
また、6月18日にウェブアクセス解析サービスを行っている株式会社 環の株式の44%を取得、子会社化した。環は、ウェブアクセスデータの解析を起点としたウェブサイト制作、システム開発、教育事業等を展開しており、自社開発したウェブアクセス解析サービス「sibulla(シビラ)」は200社を超える顧客を保有している。ソフトバンク・テクノロジーグループが提供する比較的高価格のコンサルティングサービス「SIGNAL Consulting(シグナルコンサルティング)」と比較的低価格の「sibulla」を連携させることで、事業シナジーの創出を図っていく。
豊富な保有現預金を有効活用してM&Aを進め、積極的な成長を目指す姿勢は成長を志向する同社の姿の表れとして評価できよう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柄澤邦光)《FA》
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