ティア Research Memo(7):新店舗稼動で売上高、利益ともに過去最高を連続更新へ

2013年7月11日 17:34

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記事提供元:フィスコ


*17:34JST ティア Research Memo(7):新店舗稼動で売上高、利益ともに過去最高を連続更新へ

■決算動向

(3)2013年9月期の通期業績見通し

ティア<2485>の2013年9月期の会社業績計画は、売上高が前期比9.3%増の9,130百万円、営業利益が同5.3%増の915百万円、経常利益が同2.7%増の820百万円、当期純利益が同17.0%増の490百万円と期初計画を維持し、売上高、利益ともに過去最高を連続で更新する見通しだ。

第2四半期累計までの売上高未達分は第3四半期以降の営業施策によりカバーが可能と判断した。一方、利益に関しては第2四半期までの進捗率が計画を上回ったが、営業強化に伴う費用の積み増しに充当する考えだ。

業績の前提となる出店店舗数は、直営店が3店舗、FC店が5店舗の計8店舗でグループ合計の店舗数は70店舗となる見通し。新店舗の稼働によって葬儀件数は前期比7.9%増の6,921件(同504件増)を見込んでいる。また、既存店の前提に関しては葬儀件数が前期比0.6%増、葬儀単価が1.4%増となり、売上高では1.9%増でみている。いずれも期初計画に立てた前提をそのまま維持している。

第2四半期累計では葬儀単価は若干低下しており、第3四半期以降についてもやや下振れするリスクがあると弊社ではみている。第3四半期以降の新規店舗の稼働率次第ではあるものの、売上高に関しては若干下振れのリスクがあろう。ただし、利益ベースでは第2四半期累計までで若干超過して推移していること、商品原価率も引き続き改善が見込まれることなどから、会社計画並みの水準は達成できそうだ。

なお、第3四半期以降の直営店の出店状況としては、既に2013年4月にティア大東(大阪)、同年5月にティア味美(愛知)の2店舗を出店済みで、同年8月に埼玉で2号店を出店する計画となっている。また、単価維持・向上を目指して葬儀アドバイザーの増員も同年5月に行い、9名体制とした。折衝能力のあるスタッフが受注対応に当たることで、単価維持・向上に効果が出ている。現在、店舗カバー率では70%程度であり、今後もう一段の増員でカバー率を高めていく。

さらに、「既存会員の満足度向上」「新規会員の獲得」を目的に、「ティアの会」会員に対して、提携店における特典サービスを2013年4月より開始した。会員数の拡大は将来の葬儀件数の先行指標となるだけに、今後の動向が注目されよう。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《FA》

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