日本トリム Research Memo(2):「電解水素水」の技術を応用し農業・工業分野へも事業を展開

2013年7月5日 18:41

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記事提供元:フィスコ


*18:41JST 日本トリム Research Memo(2):「電解水素水」の技術を応用し農業・工業分野へも事業を展開

■会社概要

(1)事業概要

日本トリム<6788>のビジネスのキーワードは「電解水素水」である。「電解水素水」とは、電気分解することによって水素を大量に含んだアルカリ性の水のことで、健康維持への効果が期待されている。効果の理由は、水素の高い抗酸化作用で、この抗酸化作用により、体内の活性酸素の抑制が期待できるためである。活性酸素は、体内に入った異物を殺す働きをする一方、日々の生活のなかで受けるストレスや紫外線などによって過剰に発生し体内の細胞に蓄積されると、空気中の酸素が鉄などの金属を錆びさせるように体の細胞を錆びさせ、老化を進めるとされている。電解水素水を飲むことによって、水の中の水素が活性酸素を中和させるという効果がある。

また、電解水素水は高い浸透性と抽出力を持つ。例えば、普通の茶葉に水を入れても、お茶になるには時間がかかる。しかし、同社の電解水素水では、茶葉の細胞に素早く浸透し、成分を抽出してお茶になる。この優れた性質を飲料水として活用した場合に置き換えると、同社の整水器で作った電解水素水は、飲むと体に素早く吸収され、排出されるということになり、新陳代謝の促進が期待できる。

同社は、10社の連結子会社(うち、海外現地法人4社)を傘下に置き、この技術を応用して大きく2つのセグメントで事業を展開している。具体的には、ウォーターヘルスケア事業と医療関連事業である。ウォーターヘルスケア事業は、国内の家庭用整水器の販売、ストックビジネスである浄水カートリッジ販売、海外の整水器およびボトル水販売、農業分野、工業分野で構成される。一方、医療関連事業では、透析用の電解水素水を作る整水器のほか、遺伝子診断キットの製造・販売などを展開している。以下、各事業について具体的に説明する。


(執筆:フィスコ客員アナリスト柄澤邦光)《FA》

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