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日本トリム Research Memo(7):医療分野では既に血液透析用の透析液の希釈水として実用化
*18:47JST 日本トリム Research Memo(7):医療分野では既に血液透析用の透析液の希釈水として実用化
■会社概要
○医療関連事業
農業分野に並び、今後の成長が期待される事業である。具体的には、医療・予防医療分野での研究開発、機器販売事業と遺伝子診断分野に分かれる。
医療・予防医療分野では、電解水素水を医療分野に本格的に活用することを目指す。すでに血液透析用の透析液の希釈水として実用化されている。人工透析のときに使われる大量の水を電解水素水に置き換えることによって、治療時の酸化ストレスや炎症を抑え、その結果、透析時の患者の副作用を抑制し、生活の質を改善することを目的とする新規治療法。現在、国内約110床のベッドに電解水素水が導入されている。
一方の遺伝子診断分野は、米国で事業化している。現地の連結子会社であるTRIMGEN CORPORATION(トリムジンコーポレーション)では、独自開発した変異遺伝子検出キットを医療機関や検査会社に供給している。これは、薬による副作用や医療事故のリスク低減などを目的に、抗がん剤などの薬剤応答性を遺伝子診断により調べるのに使用されている。このほど、米国の高齢者向け公的医療保険であるメディケア等を対象とした検査を実施する会社からの需要が急増し、業績が急成長している。
医療関連事業は、現状売上高では全体の1.4%、営業利益では3.8%(いずれも2013年3月期)程度を占めるにすぎない。しかし、後の項目で説明する2014年3月期の収益計画や、中・長期経営計画で日本トリム<6788>が打ち出している売上高目標を見ると、今後は高い成長が期待できそうである。
足元においても、同事業は同社の収益に大きな貢献をしている。それは、主力の整水器ビジネスにおける販促機能である。整水器は家庭用医療器機であるが、電解水素水が医療分野にも活用されているという事実によって、消費者の同社の整水器への信頼感が高まり、拡販が期待できる。
整水器が健康によいということを連呼するのではなく、消費者が納得できるような科学的なデータや実績を積み上げることによって購入に結び付けるという戦略は、まさに同社独自のビジネスモデルといえよう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト柄澤邦光)《FA》
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