ウォーターD Research Memo(6):自社設計によるオリジナル商品で他社との差別化図る

2013年7月5日 16:34

印刷

記事提供元:フィスコ


*16:34JST ウォーターD Research Memo(6):自社設計によるオリジナル商品で他社との差別化図る
■会社概要

○PETボトル、ウォーターサーバーは自社設計

ウォーターダイレクト<2588>は前述したように製品設計から製造、販売、顧客サポートに至るまで全てを自社で運営する体制を整えている。顧客ニーズを迅速に把握し、製品開発などに活かすことが可能なためだが、なかでもPETボトルやウォーターサーバーに関しては、顧客が直接使用するものであるだけに、利便性を重視した製品開発に注力している。

同社はワンウェイ方式(使い切り型)の宅配水事業を展開しており、かつPETボトルは回収不要と同社にとって効率的な形態を採っている。PETボトルは蛇腹形状にして簡単に収縮し、顧客も廃棄しやすくしている。ボトル回収型は、空いたボトルを家庭に保管しておく必要があるため保管場所に困ったり、業者が回収に来る時に在宅している必要があるが、こういったマイナス面を回避できる。

また、ウォーターサーバーに関しても、外気がタンクに入りにくい構造にしたほか(特許取得済み)、ボトルの残量が減少すると外気を入れることなく自然にPETボトルが収縮する独自形状のPETボトルとボトルホルダーを開発している(特許取得済み)。いずれもPETボトル内の水の品質・鮮度を保つためには重要な技術で、他社との差別化が図れる技術と言える。

なお、PETボトルについては国内メーカー2社に、ウォーターサーバーについては中国メーカー1社に生産委託を行っている。現在、為替が円安になっており、ウォーターサーバーの仕入れ価格の上昇が懸念されるが、前述したようにウォーターサーバーは直接契約の場合、3年で償却する処理方法となっているため、コストアップ分も分散化され、2割程度の円安水準であれば特に問題のない範囲である。なお、物流業者については宅配大手業者2社に委託している。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 鈴木一之)《NT》

関連記事