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泉州電業 Research Memo(6):銅建値の上昇に伴う仕入単価上昇で粗利益が減少
*19:11JST 泉州電業 Research Memo(6):銅建値の上昇に伴う仕入単価上昇で粗利益が減少
■決算動向
(1)第2四半期累計の連結業績
2013年6月4日に発表された、泉州電業<9824>の2013年10月期の第2四半期累計(2012年11月-2013年4月)の連結業績は、売上高で前年同期比7.6%増の35,139百万円、営業利益で同26.3%減の952百万円、経常利益で同18.4%減の1,129百万円、四半期純利益で同11.9%減の679百万円となった。
売上高粗利益率で前年同期比1.9ポイント減の13.2%に低下したことが減益要因となった。粗利益率の低下要因は大きく以下の2点にまとめることができる。第一に、収益性の低い電力ケーブルの売上高が10.6%増と2ケタ増収となった一方で、収益の柱である機器用・通信用電線の売上高が0.1%増と伸び悩んだこと。第二に銅建値の上昇に伴い、同社の仕入単価も上昇したが、電力ケーブルを中心に販売価格への転嫁が短期的には十分浸透しなかったことだ。こうした要因によって、粗利益額は前年同期比5.9%減の4,633百万円となった。一方、販管費は増収効果に加えて、人件費やその他経費の抑制に努めたことで、対売上比率で0.6ポイント改善したものの、粗利益率の低下をカバーするまでには至らず、結果、営業利益率は2.7%と前年同期比で1.3ポイント低下し、減益に繋がった。
営業外収支が前年同期比で87百万円改善しているが、このうち39百万円は為替差益の計上によるものとなっている。また、実効税率が前年同期の49.5%から39.9%へ低下したことで、四半期純利益の減益率は11.8%と営業利益や経常利益と比較して小幅に留まっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト佐藤譲)《FA》
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