定数削減や選挙制度は国会の第3者機関でと総理

2013年7月3日 19:02

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記事提供元:エコノミックニュース

 安倍晋三総理は衆議院議員の定数削減と選挙制度改革について、3日午後開かれた日本記者クラブでの9党党首討論会で「国会に第三者機関をつくり、そこで議論をし、成案を得て、それをみんなで賛成をしていこうという提案をしていますので、賛成していただきたい」と民主党の海江田万里代表の質問に答える形で、協力を求めた。

 討論会で民主党の海江田代表は「総理は総理のことばの重みや国民に対する公約の重みをどう受け止めているのか」と追求。「具体的には議員定数の削減、(さきの)国会までに仕上げると約束したのになされいない」などを指摘した。これに答えた。

 答弁の中で、安倍総理は「昨年の党首討論(当時の野田佳彦総理・民主党代表と安倍自民総裁)で、わたしは野田さんに対し、わたしと野田さん、ふたりで民主主義の土俵を決めていいはずはありませんね。共産党や社民党のような小さな政党のみなさんの意見も聞きながら進めていくべきでしょ、と3回申し上げた」と述べ「その中で、最善を尽くすと申しあげたが、残念ながら、さきの国会で成案を得ることができなかった」と答えた。

 安倍総理はそのうえで「これは国会議員同士で議論してもうまくいかないから、国会に第三者機関をつくり、そこで議論をし、成案を得て、それをみんなで賛成をしていこうという提案をしていますので、賛成していただきたい」と切り返した格好。(編集担当:森高龍二)

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