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USS Research Memo(1):2期連続で最高益を更新、配当成長株としても注目
*19:33JST USS Research Memo(1):2期連続で最高益を更新、配当成長株としても注目
USS<4732>は中古自動車のオークション運営事業で、市場シェア31%強と業界トップ。営業利益率は40%を大きく上回り、高収益体質が特長。株主還元にも積極的で、2014年3月期から連結配当性向は45%以上に引き上げる方針だ。
2013年3月期の連結業績は、売上高が前期比1.2%減と僅かに減少した一方で、経常利益は同4.5%増と増益基調を継続、最高益を2期連続で更新した。昨年夏場以降の新車販売の落ち込みにより、中古自動車等買取販売事業が減収となったものの、オークション事業における外部落札手数料の値上げ効果や減価償却費の減少、及びリサイクル事業などの収益も改善したことが増益につながった。
2014年3月期の会社側業績見通しは、売上高が前期比1.7%増、経常利益が同0.4%増と若干の増収増益を見込む。出品台数が前期比7万台増の226万台と回復に転じる見通しで、手数料単価も値下げの抑制等により堅調推移を見込む。名古屋新オークション会場は8月下旬に稼働予定。
オークション会場に関しては、岡山で2014年6月完成予定の新会場を建設準備中であり、北陸においても既存会場の補修もしくは新会場への移転を検討している。利便性の高いオークション会場にリニューアルすることで、オークション参加者や出品台数の増加につなげていく戦略だ。前期に低下した市場シェアも足元は33%まで回復しており、今後も緩やかながら拡大していく見通しだ。株主還元にも引き続き積極的で、連結配当性向で従来40%以上としていたものを2014年3月期より45%以上へと改め、今期も増配を継続する方針を打ち出している。安定した配当成長が期待できる企業として引き続き注目されよう。
★Check Point
・値上げ効果などで最高益更新、四半期ベースでシェアも回復
・名古屋新会場が8月に稼働予定、成約率の向上などに期待
・14年3月期より目標配当性向を45%以上に引き上げへ
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《FA》
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