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尖閣発言看過できないと鳩山氏に抗議 民主
記事提供元:エコノミックニュース
民主党の細野豪志幹事長は鳩山由紀夫元総理・元党代表が香港や中国で「(尖閣諸島を)中国側から『日本が盗んだ』と思われても仕方ない」と発言したと報道されていることことを受け、1日までに党のHPで「一連の鳩山元総理の発言について」との談話を掲載した。
談話で「政界を引退し、5月末に離党した民間人とはいえ、元総理の立場を踏まえない発言を党として看過できない」とし「今後、こうした国益を損なう発言がないよう厳重に申し入れる」と強い姿勢を示している。
これは鳩山元総理が香港メディアの取材などで発言したとされるもの。
細野幹事長は「尖閣諸島は日本固有の領土であり、民主党の見解とはまったく異なる」とするとともに「鳩山内閣を含め、民主党政権時の政府見解とも異なるもので、誠に遺憾」と表明。
また、「中国国内で同様の発言を繰り返したことは、国益を損なう、あまりに無責任な発言というほかない」と厳しく批判している。
鳩山元総理は「中国側がそういう判断をするということを申し上げた」と中国側の見方を語ったのだとしている。鳩山元総理は今回の発言までにも、日中両国間に領有権問題は存在するとの旨の発言をし、領有権問題は存在しないとする政府見解と異なる見解を示していた。元総理の発言だけに影響は尾をひきそうと懸念の声もある。(編集担当:森高龍二)
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