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米連邦通信委員会、アマチュア無線のデジタル暗号化を可能にするためのルール策定へ
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 FCC(米連邦通信委員会)は、これまで暗号化などが禁止されていた民間のアマチュア無線に対し、デジタル暗号化を可能にするためのルール作りを模索しているという。
現在の案はRM-11699(PDF)として公開されており、意見を募集している最中だ。これによれば、FCC側は緊急医療などが必要なときに、医療情報などの機密データなどに対してプライバシー保護の観点から暗号化の使用を許可すべきであるという主張のようだ(本家)。
一方、アマチュア無線家のBruce Perensさんはこれに対して反対意見を発表した。アマチュア無線は自治により運営されてきた。今回のFCCの方針はこの自治を壊す物だと主張している。また、暗号化を合法とすることは、アマチュア無線の悪用を可能にするものだとしている。
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