米特許商標庁、Appleのバウンススクロールに関連する特許の請求項を有効と判断

2013年6月22日 14:45

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記事提供元:スラド

米特許商標庁(USPTO)は、再審査が請求されていたAppleの特許(U.S. Patent No, 7,469,381)について、バウンススクロールに関する請求項19を有効と判断したそうだ(FOSS Patentsの記事ITproの記事)。

再審査では昨年10月、20項すべての請求項を無効とする予備的な判断が出されていたが(/.J記事)、4月には請求項14、17、18が有効と判断されていた。バウンススクロールは昨年8月に米カリフォルニアの連邦地裁で陪審団が特許侵害を認めたものの1つで(/.J記事)、AppleはUSPTOの判断をLucy Koh判事に伝えたとのこと。

ちなみに、東京地裁は21日、バウンススクロールに関してSamsungによるAppleの特許侵害を認める中間判決を出している(ITmediaニュースの記事NHKニュースの記事)。 スラッシュドットのコメントを読む | アップルセクション | YRO | パテント | スラッシュバック | アップル | アメリカ合衆国

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