ネットイヤー Research Memo(2):デジタルマーケティング支援事業に特化し業容を拡大

2013年6月17日 17:25

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記事提供元:フィスコ


*17:25JST ネットイヤー Research Memo(2):デジタルマーケティング支援事業に特化し業容を拡大

■会社概要

(1)会社沿革

1999年7月、電通国際情報サービス<4812>の米国子会社であったNetyear Group Inc.(1998年にMBOで独立)の子会社として、ネットイヤー・ナレッジキャピタル・パートナーズを設立した。当時はデジタルマーケティング支援事業のほかに、インキュベーション事業を行っていたが、ドットコムバブルが2000年に崩壊し、市場が厳しくなったことから、同事業に関しては2003年で切り離し、以降はデジタルマーケティング支援事業に特化し、収益もリーマンショックが起きる2008年までは売上高、利益ともに年率30-50%のペースで成長拡大を続けてきた。

ネットイヤーグループ<3622>は、2008年3月に東京証券取引所マザーズ市場に上場。同年秋のリーマンショックの影響で、顧客企業の広報・マーケティング予算が削減を強いられ、同社の業績も影響を受けたが、その後は順調に回復基調をたどっている。

グループ子会社としてはWebサイトの制作・運用を目的としたネットイヤークラフト(2006年設立)、顧客と共同でデジタルメディアの開発を行うネットイヤーゼロ(2008年完全子会社化)、ソーシャルメディアの分析・コンサルティングを行うトライバルメディアハウス(2009年株式取得により子会社化)の3社を保有している。

また、同社の主要株主としては、筆頭株主としてTIS(ITホールディングス<3626>の子会社)が出資比率32.0%で保有しており、第2位株主で2011年に業務資本提携を結んだセールスフォース・ドットコムが6.7%、第3位株主で現代表取締役社長の石黒不二代氏が6.2%、をそれぞれ保有している。現状、TISとは営業上の取引実績はないが、提案レベルでの協業や定期的な情報交換は行っているようだ。今後はデジタルメディアに対するソリューションビジネスの成長拡大が見込まれることから、TISとの取引が始まる可能性もあると同社はみている。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《FA》

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