ネットイヤー Research Memo(1):デジタルマーケティング市場の活性化で増収増益基調が継続

2013年6月17日 17:23

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記事提供元:フィスコ


*17:23JST ネットイヤー Research Memo(1):デジタルマーケティング市場の活性化で増収増益基調が継続

ネットイヤーグループ<3622>は、インターネット技術を活用したデジタルマーケティング支援事業を手がける。顧客は大企業向けが中心。子会社のトライバルメディアハウスはソーシャルメディアに関する分析・コンサルティング分野で業界トップクラスの実績を誇り、現在急成長中。

ソーシャルメディアの普及やO2O(Online to Offline)マーケティングの進展を背景に、企業のインターネットを活用したマーケティング戦略がより重要視されるようになる中で、同領域を得意とする同社の業績も好調に推移している。2013年3月期はこうしたソーシャルメディアを活用したマーケティング、カスタマーサポートの構築に対する需要が旺盛で、売上高で前期比8.3%増、営業利益で同31.6%増と増収増益基調が続いた。

2014年3月期もソーシャルメディア市場の拡大、モバイルデバイスの普及を背景とした情報化社会の進展に伴って、デジタルマーケティング分野への投資は拡大していくものと予想され、同社の業績も売上高で7.9%増、営業利益で12.5%増と増収増益が続く見通しだ。なお、当期純利益に関しては本社移転費用を特別損失として見込んでいることから、減益予想となっている。

同社はデジタルマーケティング分野での企画力を強みに、今後も収益の拡大を目指していく方針。中長期的には、売上高成長率、売上高経常利益率の水準を段階的に上げていくことを目標としている。なお、株主配当に関しては、財務状況や投資資金需要などを勘案して当面は安定配当の継続を基本方針としているが、収益の拡大により内部留保が充実してくれば、業績連動型配当への移行も視野に入れている。


★Check Point

・インターネット技術を活用したマーケティング支援事業を展開
・高い企画力を背景に売上高は3期連続で過去最高を更新
・自社プロダクトの売上構成比を高めて顧客層を拡大


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《FA》

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