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スターティア Research Memo(7):中期3ヵ年計画最終年度は営業利益800百万円の大台達成へ
*19:37JST スターティア Research Memo(7):中期3ヵ年計画最終年度は営業利益800百万円の大台達成へ
■2014年3月期の見通し
スターティア<3393>の2014年3月期の業績見通しは、売上高で8,160百万円(前期比22.9%増)、営業利益で800百万円(同21.9%の増加)、経常利益で800百万円(同22.0%の増加)、当期純利益で400百万円(同2.3%の増加)を計画している。絶対額が伸びているので成長率そのものは鈍化せざるを得ないが、それでも2ケタの伸びが続く計画を立て、前期に続いて営業利益、経常利益、当期純利益ともに過去最高益を更新する見通しである。
2014年3月期は「スターティア中期3カ年計画」の最終年度に当たる。2年目の前期は利益面での目標数字を10%超過して終えることができた。2014年3月期は営業利益で800百万円という大台達成を目指している。
その営業利益の達成に向けてすでにスタートを切っている。ストック型売上を積み上げる限り、大きな下振れはないと見られ、あとはフロー部分の収益をいかに積み上げられるかにかかっている。2014年3月期はストック型売上を2,775百万円(前期比23.9%増)、フロー型売上を5,385百万円(同22.4%増)という成長路線を描いている。これで全売上高に占めるストック型売上の比率は34.0%となる。
前期に第3四半期の一時的な遅れを取り戻し切れず、ウェブソリューション関連事業のセグメント利益が25%減となった原因は「Digit@Link ActiBook」の価格設定だけではないと同社は見ている。価格面も含めて次のような3つの問題意識が浮上している。
(1)戦略商品として投入した新サービスの販売計画や価格設定に誤りがあった際に、その影響を長引かせてしまったこと、(2)2014年3月期で87名、2013年3月期も60名強の新卒社員を採用しており、急激に会社の規模が拡大したことでマネジメント側の人材不足、組織上のアンバランスが生じていること、(3)新サービスを矢継ぎ早に投入しているために数字上に表れない経費が想定以上にかかり、そのコストアップをカバーできなかったこと、以上の3点である。
いずれも事業が急激に拡張している成長企業に見られる問題ではあるが、そのような現状を踏まえた上で、中期計画の最終年度の数値目標を完遂するために、(ア)国内ドミナント営業の強化、(イ)アジア市場への進出、という2方面の強化計画を打ち出している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 鈴木一之)《FA》
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