【銘柄フラッシュ】新日本科学が急伸し上場2日目のペプチドリームは大活況

2013年6月12日 16:22

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  12日後場は、急激な円高基調が鈍ったため、前場安かったキヤノン <7751> が1.6%高、パナソニック <6752> は1.6%高などと堅調相場に転換し、日経平均も一時プラス圏に浮上。日銀の6月の金融経済月報が出て国内景気の基調判断の改善が示され、新日鐵住金 <5401> も0.4%高、商船三井 <9104> も0.9%高と小高く転換。売買代金トップは東京電力 <9501> の7.1%高となり、円高で燃料コスト低下期待から人気化し、電力株は軒並み高。

  上場2日目のペプチドリーム <4587> (東マ)は10時09分に7900円で売買が成立し初値を形成。公開価格2500円の約3.2倍。その後は本日のストップ高になる9400円まで上げ、終値は9200円。出来高・売買代金とも東証マザーズ市場のトップ。

  触発されるようにラクオリア創薬 <4579> (JQG)は前場から22.2%ストップ高を継続。イメージ ワン <2667> (JQS)は中国の有人宇宙船のニュースを受けて日本の宇宙開発にもハッパがかかるとの期待あり18.4%ストップ高。精養軒 <9734> (JQS)は上野動物園のパンダ出産の可能性が伝えられたことを材料に13.3%高。

  東証1部の値上がり率1位は前引けに続き新日本科学 <2395> となりiPS細胞関連で仕手化しやすいとの見方で一段高となり22.7%ストップ高、2位には石塚硝子 <5204> の16.0%高が入りPBR低く飲料容器などに季節性ありとされて連日高値、3位はピクセラ <6731> の15.2%高となり中国の通信大手、華為技術に関連とかで前場の2位からは後退も急伸となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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