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プロネクサス Research Memo(13):プロネクサス ワークスのバージョンアップを機にシェア上積み目指す
*16:51JST プロネクサス Research Memo(13):プロネクサス ワークスのバージョンアップを機にシェア上積み目指す
■中期計画と業績目標
なお、目下のところプロネクサス<7893>の喫緊の課題となっているのが「システム」面での次世代EDINETへの対応である。次世代EDINETは「2013年12月31日報告基準の継続開示情報」から適用されることが決定しており、3月期決算企業であれば今年度の第3四半期(10-12月期)からの開示資料から適用が義務づけられる。
次世代EDINETの導入により、財務データの利用者の利便性の向上が期待されるが、反対に財務データを提供する側の上場企業は、実務上の負担がかなり増すことになる。そこで同社は、顧客である上場企業の負担軽減のため「プロネクサス ワークス」を全面的にバージョンアップする作業を急いでいるところである。
これまでの経緯から、開示基準の大きな変更があるたびに、同社は開示資料サービスにおける市場シェアを拡大してきた。2004年6月に初めてEDINETが導入された時は、それ以前の33%のシェアが、導入後の2004年3月期には43%に10ポイント上昇した。「プロネクサス ワークス」の前身にあたる「エディッツ・サービス」を提供していたことが飛躍の原動力となった。
2008年に財務諸表のみをXBRL化するという「新EDINET」が稼働した時も、そのタイミングに合わせて現在の「プロネクサス ワークス」の提供を始め、この時も高い評価を得てシェアは53.7%にまで高まった。今回の次世代EDINETの導入によって、現在55%のシェアの上積みを目指している。
同社はディスクロージャービジネスに進出して以降、特に2000年以降、システムとコンサルティングサービスを拡充させることで、さまざまな法制度の変更にいち早く対応してきた。今回の次世代EDINETの導入においては、当然ライバル企業も必死の覚悟で臨むことは疑いようがなく、この制度変更への対応でいかに顧客企業から評価してもらえるか、同社の中長期的な成長に関わる大きなテーマとなっている。
また、「プロネクサス ワークス」のノウハウを金融商品の運用会社向けに応用して開発した、金融商品ディスクロージャー業務支援システム「PRONEXUS FUND DOCUMENTSYSTEM(略称:FDS)」は導入企業数が12社、約300ファンドまで拡大。J-REIT向け運用管理システム「FMS」も導入社数が10社以上に拡大しており、拡大基調が続いている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 鈴木一之)《NT》
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