プロネクサス Research Memo(7):データベース関連は将来的な伸びに期待、大学向けに強み

2013年6月11日 16:47

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記事提供元:フィスコ


*16:47JST プロネクサス Research Memo(7):データベース関連は将来的な伸びに期待、大学向けに強み
■会社概要

(2)事業構造と特色

○データベース関連

プロネクサス<7893>がデータベース関連事業に乗り出したのは10年ほど前で、既存のビジネスと近接する領域で新しい事業を模索していたところからスタートした。主な製品は、インターネットを通じた企業情報検索データベース「eol」。ほかに「eolAsiaone」と「eol日本の企業100万社」がある。売上高に占める比率はまだ数パーセントしかないが、今後大きな伸びが期待できるサービスである。

「eol」は国内に上場するすべての企業の決算短信や有価証券報告書などを検索できるシステムであり、主要顧客は大学、研究機関、一般企業など。特に大学向けに強みを持ち、すでに110校を超える納入実績がある。

「eol Asiaone」は日本を含めて韓国、台湾、中国、香港などアジア9カ国のすべての上場企業の開示資料をデータベース化したもの。日本語と英語に対応している。「eol日本の企業100万社」は未上場企業を含む国内の100万社の企業情報を社名、住所、代表者名、売上高など基本データとして1ページにまとめたデータベースである。

昨年は株式会社日立ハイテクノロジーズ(以下「日立ハイテク」)<8036>からデータベース事業「NEXT有報革命」を買収。これによりデータベースのカバレージが拡大した。買収による新たな販売ルートの拡大もあり、同部門は2013年3月期に前期比34.7%の大幅な増収となった。

現時点で売上規模は300百万円程度にとどまっているが、競合相手が少なく、企業の分析ツールとして利用される機会が今後着実に増えるとみられている。今後は台湾の代理店を通じ、アジア地域で拡販していく計画を持っている。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 鈴木一之)《NT》

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