大幸薬品 Research Memo(3):感染管理事業は業務用の比率が高まり安定感も

2013年6月7日 18:32

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記事提供元:フィスコ

*18:32JST 大幸薬品 Research Memo(3):感染管理事業は業務用の比率が高まり安定感も

感染管理事業では、空間除菌剤「クレベリン」シリーズの製造・販売を手がけている。当該セグメントの2013年3月期売上高は前期比50.6%増の2,374百万円となった。内訳は液剤が同108.3%増の279百万円、ゲル剤が40.8%増の1,894百万円、クレベリン発生機が同124.7%増の200百万円である。

ノロウイルスやインフルエンザなどの感染症の流行が需要喚起につながったことも一因として考えられるが、営業施策によるところも大きい。業務用では大規模空間で使用するクレベリン発生機(リスパスシリーズ、AQC)に加え、カーディーラー、カーサービスなどのサービスメニューとして提供している車両用のクレベリンなども加わって、売上構成比が前期比5pt増の27%に増加。業務用の比率が増すことで、売上高の安定感も増してこよう。一般向けではドラッグストアのみならず大手調剤薬局への配荷を進めており、調剤薬局では、薬局内の空間除菌と患者の家庭での衛生対策品として販売を行っている。認知度は35%前後であり、販売チャネルの拡大、積極的なプロモーションを続けることで当該数値の上昇を見込める状況にある。

このように大幸薬品<4574>では正露丸及びセイロガン糖衣Aによる安定的な国内売上高を背景に、中国を中心とした海外市場、感染管理事業の積み増しによる成長が期待される。


(執筆:株式会社フィスコ)
《FA》

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