大幸薬品 Research Memo(2):正露丸およびセイロガン糖衣Aの中国売上拡大が顕著

2013年6月7日 18:26

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記事提供元:フィスコ

*18:26JST 大幸薬品 Research Memo(2):正露丸およびセイロガン糖衣Aの中国売上拡大が顕著

医薬品事業は正露丸、セイロガン糖衣A、その他の製品で構成されている。国内の2013年3月期売上高は前期比5.0%減の4,020百万円となった。内訳は正露丸が同7.6%減の1,761百万円、セイロガン糖衣Aが同3.7%減の2,052百万円、その他が7.0%増の205百万円である。この結果、店頭小売価格ベースの国内止瀉薬シェアは、同1.3pt減の51.2%となった。

シェアは安定して高い水準を維持している。正露丸およびセイロガン糖衣Aの主成分である日本薬局方木(もく)クレオソートには、大腸の過剰なぜん動運動を正常化する作用と、腸管内の水分を調整する作用とがあり、1日3回正しく服用することでその効果が持続する。大幸薬品<4574>はこの点をアピールすることと、若者を意識したマーケティング手法も活用し、シェアの更なる拡大を図る方針だ。

海外市場の売上高は前期比20.4%増の1,028百万円となった。内訳は中国・香港が前期比21.0%増の882百万円、台湾が同0.3%増の119百万円、その他が同364.3%増の26百万円である。同社では代理店を通じ、中国沿岸部を中心とした拡販に注力しており、正露丸に加えてセイロガン糖衣Aも投入済み。医薬品事業においては、中国が成長ドライバーとなりそうだ。


(執筆:株式会社フィスコ)
《FA》

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