テクノスジャパン Research Memo(2):ERPビジネスの成長とともに事業を拡大

2013年6月6日 18:04

印刷

記事提供元:フィスコ

*18:04JST テクノスジャパン Research Memo(2):ERPビジネスの成長とともに事業を拡大

■会社概要

(1)会社沿革

テクノスジャパン<3666>の創業は1994年4月で、当時、別のシステムインテグレーター事業者(SIer)に在籍していた現代表取締役社長の城谷直彦氏を含む7人が独立して起業した。独立の経緯に関して城谷社長は「SAP社のERPパッケージの設計図を見た際に、その完成度の高さに着目し、会社側にパートナー契約を結ぶよう申し入れたが聞き入れられなかった。結果的に、自らが起業してSAP社のERPを顧客の業務基幹システムに導入することで、顧客の収益力向上を支援していくことにした」と述べている。事実、1994年以降SAP社のERPパッケージが大企業向けに導入されるようになり、企業における基幹業務システムもオフコンをベースとしたものからのクライアント/サーバシステム(分散処理型)に代わっていくことになる。

同社は1996年にSAPジャパンとパートナー契約を結び、ERPパッケージの取り扱いを開始し、成長していくことになる。2004年には顧客の開拓を進めていくため、SAPのERPパッケージをベースにして、より顧客ニーズに適合する形で開発したオリジナルのテンプレート(ひな形)、「Fact」シリーズの提供を開始している。

また、2005年以降はERPパッケージのラインナップを強化するため、他社とも販売パートナー契約を結んでいく。現在はSAP社を含め4社のERPパッケージを取り扱っている。

事業拠点としては、2005年に神戸に関西以西の企業をカバーするための子会社「神戸テクノス」を、2007年には沖縄に開発拠点及び人材教育拠点として子会社「沖縄テクノス」を設立した。また、支店として2011年に名古屋に中部支店を開設している。

2012年12月には大阪証券取引所JASDAQ市場に株式を上場し、現在に至っている。上場の目的は、知名度の向上とそれに伴う優秀な人材の確保にある。なお、同社の筆頭株主である徳平氏は前代表取締役会長で創業時のメンバーでもあり、現在は同社の顧問となっている。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)
《FA》

関連記事