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テクノスジャパン Research Memo(3):SAPをメインに安定的な大企業の更新需要が下支え
*18:04JST テクノスジャパン Research Memo(3):SAPをメインに安定的な大企業の更新需要が下支え
■会社概要
(2)事業概要
テクノスジャパン<3666>は、独SAP社をはじめとするERP(※1)パッケージベンダーとビジネスパートナー契約を結び、ERPを活用する上で有効な自社開発品や他社開発品などを組み合わせながら、顧客企業に最適なソリューションサービスを提供している。現在まで大企業を中心に100社以上の企業に導入実績を上げている。
ERPパッケージの製品別売上構成比(2013年3月期)は、SAP社が約81.3%と大半を占めており、ここ数年は比率が上昇傾向となっている。次いでInfor社の製品が13.1%となっている(MCFrameなどの一部の他社製モジュールをSAP社のERPパッケージに組み込んで提供する場合は、SAP社製として売上高にカウントしている)。
売上高をエンドユーザーの業種別構成比でみると、製造業向けが68.2%、商業向けが25.2%、情報通信業向けが4.6%となっており、製造業向けの構成比が高くなっている。これはSAP社の「R/3」を始め、その他のERPパッケージも生産管理など製造業向けに適したものが多いためだ。ただ、最近ではビッグデータ(大量データ)を瞬時に処理し経営判断に活かすシステムが小売業界などでも必要となってきており、SAP社のインメモリ・コンピューティング技術を採用した高速プラットフォーム「HANA」などが非製造業向けに採用されるケースも増えてきている。
なお、同社の年間の売上高のうち約8割程度は既存ユーザーにおける更新需要で占められており、残り約2割が新規顧客からの売上となっている。また、売上高で1兆円企業以上の大企業が全体の4-5割を占めている。毎年更新しているアクティブユーザーは30-40社程度となっている。大企業は毎年、更新需要があるが、売上高で1,000億円規模未満の中堅企業の場合は、5-10年のサイクルで更新するケースが多いという。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)
《FA》
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