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テクノスジャパン Research Memo(1):過去最高の売上高41億円を3年後70億円へ
*17:57JST テクノスジャパン Research Memo(1):過去最高の売上高41億円を3年後70億円へ
テクノスジャパン<3666>は、ERPパッケージを中核とする基幹業務システムの導入支援サービスを手掛ける。「ビッグデータ」を活用するためのインメモリ・データベースやクラウド、モバイルなどの先端技術を用いた開発・提案力は国内でもトップクラス。
国内ERP市場の回復を背景に、同社の業績も拡大局面に入っている。2013年5月14日に発表された2013年3月期の業績は、売上高で前期比23.4%増の4,197百万円、営業利益で同37.8%増の449百万円と2期連続で増収増益となった。リーマンショック以降、収縮していた企業の情報化投資が、SNSやスマートフォンなど新たな情報ツールの台頭もあって回復する動きにある。同社においても従来主力だった製造業向けに加えて、小売業界・サービス業界への新規開拓が奏功して売上高が拡大、稼働率の向上や不採算プロジェクトの減少などもあって、営業利益率も前期比1.1ポイント増の10.7%となった。
2014年3月期もERPパッケージの需要は引き続き旺盛で、売上高で前期比6.2%増の4,459百万円が見込まれる。営業利益は社内の情報システム刷新や米国における現地法人設立など先行投資費用が重なることで、前期比7.5%減の415百万円と減益に転じる見通し。
2013年5月20日に発表された中期経営計画では、同社は中長期経営ビジョン「10年後トップクラスのICT Consulting Companyへ飛躍」を達成するため、約3年後に控える2016年3月期の業績を、売上高で7,000百万円、営業利益で750百万円と計画。その実現のため、3つの成長戦略と4つの基本戦略を掲げ、主に「ビッグデータ」「モバイル」「クラウド」関連など市場拡大が見込まれる先端技術領域、および海外に進出する日系企業に対するコンサルティング分野などに注力していく方針だ。「高い技術力×人材力」を強みとした同社の成長ポテンシャルは高く、今後の展開が注目される。
★Check Point
・独SAPをメインに安定的な大企業の更新需要が下支え
・小売サービス業への新規開拓で2期連続の高い増収増益率
・ビッグデータ、クラウドなどの先進技術への積極的対応に注目
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)
《FA》
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