3D立体視に対応したメガドライブ互換機「ギガドライブ」構想

2013年5月22日 13:21

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記事提供元:スラド

ymitsu 曰く、 ゲームメーカーのセガは近年、同社の旧タイトルを3D化した上で3DSに移植する「3D復刻プロジェクト」を行なっているが、その実際の開発を担当しているM2社は5月15日、3D立体視に対応した仮想のメガドライブ互換機「ギガドライブ」構想を公にした(GAME Watchの記事)。

 「3D ソニック・ザ・ヘッジホッグ」のリリースに際し、GAME Watchのインタビューに答えたもの。「ソフト自体にパッチを当てて3D表示化する」よりは、「3DS上で動く、3D表示に対応した仮想互換ハードに移植する」形式にした方が難度が低いとの発想によるもののようで、ソフトウェア工学的にも興味深いものとなっている。

 今後メガドライブのソフトウェアが3DSで3D化される際は、このギガドライブのアーキテクチャが使われるとのこと。拡張BG面が4面(右目と左目で各2枚)それぞれライン単位でZ値を持てる、あるいは拡張VRAMの容量など、メガドライブとの互換性を保った上で立体視を実現するための技術的な詳細は確定しており、もう少しで実際に製品化出来るレベルとのことなので、2013年の次世代機戦争にこのギガドライブで参加されたいメーカーさんがいたら是非M2とセガに連絡していただきたい。

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