世界36カ国で使われている「商用スパイウェア」

2013年5月8日 13:39

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 トロント大学Citizen Lab調査レポートによると、「FinFisher」と呼ばれる「商用スパイウェア」が世界36カ国で使われていることが確認されたという(GIGAZINE)。

 スパイウェアというとアンダーグラウンドなイメージがあるが、FinFisherは英国のGamma Internationalという企業が合法的に堂々と販売しているソフトウェアで、先日Firefoxに偽装してソフトウェアを配布していたことも話題になっていた。FinFisherは無害なソフトウェアに偽装して自身をインストールさせたり、キーロガーやPC内のデータ/パスワードの抽出と転送、PCの遠隔操作などの機能を持つスパイウェアで、政府機関なども採用しているという。

 レポートによると「世界36か月でこのFinFisherの制御用サーバーが確認された」とのこと。日本で「国民監視」用として使われていると断定されたわけではないものの、海外では実際にそのような用途で導入されたという噂も絶えない。

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