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生産的な1日はクローゼットから
生産的な1日は実際にオフィスに足を踏み入れるずっと前から始まっています。
その日が生産的なものになるかどうかは、重要なプレゼンテーションの準備を朝早くからしておくといったようなことで決まるのではなく、服を着替えるときに靴の片方が見つからないとか、着るつもりだったシャツがクローゼットの底に落ちてしわくちゃになっているときなどにわかるものです。
クローゼットの整理は、しなければならないことを全体的に見ると優先順位が低いように思われるかもしれませんが、その中の状態によって仕事を始める前から焦ってストレスを感じてしまうようだと、その時は優先順位を上げる時かもしれません。
クローゼットを整理するには、まず3つの基本的なものを揃えることから始めるといいでしょう。
1) ハンガー
今日のハンガーはバラエティ豊かなスタイルになり、いろいろな機能も備わっています。米国にある整理収納用品のThe Container Storeのような店では、洋服、ベルト、ネクタイ、スカーフ、アクセサリーなどクローゼットにしまうすべてのものに対応したハンガーがおいてあります。
その品ぞろえはすべらないハンガーから、壊れにくいもの、木製、プラスチック製、伸縮性のあるもの、重なるハンガー、段階式になっているもの、香り付き、パッド入りなど、多岐にわたっています。掛けられる空間が限られている場合は、その空間を最大限有効に使える段階式のハンガーをお勧めします。
2) 衣類圧縮袋
圧縮袋はあると非常に便利で、サイズも価格もさまざまにあり、米国では家庭用品を扱うBed Bath and Beyondのような店で買うことができます。役に立つのは衣類が季節外れになったときです。着なくなった服を圧縮袋に入れて、掃除機を使って袋の中の空気を抜き出し圧縮します。
そうすると、衣類を入れた袋はベッドの下や背の高い棚の上に簡単にしまうことができるのです。クローゼットの中の空いたスペースには今の季節の洋服が余裕を持って収納できるので、着るときに形が崩れていることもないはずです。
3) シューズラック
小さな収納箱であれドアに掛けるポケットタイプのものであれ、あるいは独立した下駄箱タイプのものであっても、靴をしまっておくものがあるとクローゼットを整理する際に驚くほど効果があります。
たいていのデパートには靴を収納するグッズがおいてあります。購入するときは、自分が何足持っているか、どこに収納ラックを置くのかよく考えてから選んでください。ポイントは、靴が床に直接触れず、対にして置けて、どれを履こうか選ぶ際に全部簡単に見えるような製品にすることです。
基本的な整理が終わったら、個人のニーズに合わせて必要なものを取り揃えてもいいでしょう。しかし、第一歩は、実際に整理し始めることです。一度にすべてをしようとする必要はありません。少しずつわけて作業します。たとえば、今週は靴を片づけて、来週はネクタイ、その翌週にシャツやスーツ…というように順に整理していきましょう。
一日の始まりからきちんとしていたら、新たな忙しい日に向かおうとするその態度も処理能力も向上しているはずです。
※この記事はKey Organization Systems提供の記事を財経新聞が日本向けに翻訳・編集したものです。
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