北野武さんらアジア文化交流懇で9月に提言

2013年4月18日 19:58

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記事提供元:エコノミックニュース

 タレントの北野武さんや千葉県知事の森田健作さん、モデルで国連世界食糧計画オフィシャルサポーターの知花くららさんら著名人を含む11人からなるアジア文化交流懇談会の第1回会合が19日夜、安倍晋三総理も出席して開かれる。

 これはアジアの多様な文化、伝統を守り育てていく安倍外交の一環として取り組むことになったもので、文化交流を通じたアジア各国間との関係強化への方策について懇談会で議論をすすめ、9月には総理に提言を行う。

 菅義偉官房長官は「懇談会からの提言に基づいて、日本とアジアの間の具体的な新たな文化交流政策を立案したうえで、12月に東京で行われる日・ASEAN特別首脳会議でその内容を発表したい」と18日、話した。

 今年は日・ASEAN友好協力40周年にあたり、日本とASEAN10カ国が政治、経済、文化、青少年の交流、観光など幅広く年間を通して交流事業や会合を予定している。

 ASEAN10カ国(ブルネイ・カンボジア・インドネシア・ラオス・マレーシア・ミャンマー・フィリピン・シンガポール・タイ・ベトナム)の人口は約5億9800万人。名目GDPは米ドルで2兆1524億ドル(世銀2011年値)になっている。

 安倍総理は総理就任後初の外訪にベトナム、タイ、インドネシアを選び「対等なパートナー」としてASEAN各国とともに歩むことを明確にした。(編集担当:森高龍二)

 

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