【銘柄フラッシュ】東京電力や新日鐵住金が急伸し日本取引所Gは高値更新

2013年4月10日 16:26

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  10日後場は、東証1部の出来高が50億株台に乗り、東証の過去最高となった4月5日の64億株に続いて活況。新日鐵住金 <5401> の値上がり率が7.3%高、関西電力 <9503> が6.3%高となるなど、主力株の中で出遅れ感のあったセクターが活況高。株式市場の象徴になる日本取引所グループ <8697> は7.4%高で高値更新。売買代金トップは三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> となり5.0%高。

  バイオ株物色が再び活発化し、日本網膜研究所(福岡市)への出資・提携を発表した新日本科学 <2395> とテラ <2191> (JQS)は急騰し、順に22.7%ストップ高、19.6%高。連想が広がり再生医療のジャパン・ティッシュ・エンジニアリング <7774> (JQG)も21.2%ストップ高。鳥インフルエンザ関連の大幸薬品 <4574> は12.0%安となり6日ぶりに反落。

  東京電力 <9501> は9.5%高の急伸となり、原子力発電所に関する新規制基準を原子力規制委員会がまとめたと伝えられ原発再稼働に一歩前進との見方。電力株は全面高。

  東証1部の値上がり率1位は前引けに続いてランド <8918> の100.0%高(2倍)となり昨日まで株価10円台の超低位の不動産関連株として物色集中。2位も前引けに続き新日本科学 <2395> となり22.8%ストップ高、3位にはOKI <6703> の18.3%高が入り構造改革への期待や低位株妙味が言われて高値に進んだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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