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ドイツ連邦特許裁判所、画面のスライドで端末をアンロックするAppleの特許を無効と判断
ドイツ連邦特許裁判所は4日、タッチスクリーンのスライド操作で端末をアンロックするAppleの特許を無効と判断した(TUAWの記事、FOSS Patentsの記事、本家/.)。
オランダで2011年に出された判決や英国で2012年に出された判決と同様、スウェーデンのNeonode社が2005年に発売した携帯電話「N1m」にスライド操作によるアンロック機能が搭載されていたことから新規性なしと判断されたとのこと。なお、iOSではロック画面に表示されるスライダーをスライドしてアンロック操作を行うが、N1mにはこのような表示がなく、画面下部を左から右にスライドするだけなので大きく異なる印象がある。しかし、米国とは異なり、欧州の特許法では技術的な問題を解決するために必要なければ新規性が認められにくいとのことだ。Appleは控訴する見通しだが、他社ではAppleの特許を回避したアンロック機能を搭載しているため、判決の影響は少ないものとみられている。 スラッシュドットのコメントを読む | アップルセクション | EU | YRO | 法廷 | パテント | スラッシュバック | アップル | iOS
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