LGが新作スマートテレビを発売、ボイス検索やモーション操作が可能

2013年4月3日 18:34

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「LA9600」(55インチモデル)とプレミアムマジックリモコン(画像:LG Electronics Japan)

「LA9600」(55インチモデル)とプレミアムマジックリモコン(画像:LG Electronics Japan)[写真拡大]

 LG Electronics Japanは3日、LED液晶テレビ7シリーズ17モデルを4月下旬より全国で順次発売すると発表した。

 今回発売するのは、さまざまなコンテンツやアプリなどを簡単に楽しむことができる「LG Smart TV」の第2弾。美しい映像でテレビ放送を見ることができるだけでなく、ビデオ・オン・デマンド(VOD)や、ゲーム、3D映像、SNSなど、数多くのネットワークコンテンツを楽しむことができる。

 今回発売するシリーズは、マジックリモコンの進化により、声で検索できる「ボイスサーチ」機能や手をかざすことで操作ができる「モーション認識」機能を搭載。よりシンプルで使いやすくなったマジックリモコンと併せ、操作性を徹底的に追求した。

 具体的には、昨年発売した「LG Smart TV」に搭載して以来、シンプルな直感操作で好評を得ている「マジックリモコン」をさらに改善。デザインの一新により、持ちやすさの改善やボタンのレイアウトをより分かりやすくしたほか、マジックリモコンをさっと振るだけで操作できる「ジェスチャー操作」機能もさらに強化した。数字を画面に描けばダイレクトにそのチャンネルへジャンプすることができ、BSやCSなどの多チャンネルの操作も素早く切り替えることができる。また、今回のモデルは全て、テレビでは初となるデュアルコアCPU搭載の新プラットフォームを採用しており、さらにサクサク動く操作を実現した。

 「ボイスサーチ」機能では、検索サイトや動画サイトなどテレビでWEB検索する際に、リモコンのマイクボタンを押し、リモコンに向かって検索したいキーワードを話すだけで素早く検索することができる。

 さらに、今回発売するシリーズはスライドアップ式コミュニケーションカメラを内蔵。これにより、Skypeだけでなく、リモコンを使わず手を動かして音量調整や選局などの基本操作が行える「モーション認識」機能を利用することができるようになった。顔の高さに手をかざすとカメラが感知し、画面上に操作パネルが出現する。この機能を利用することで、リモコンを探して構えるようなひと手間がなく、よりダイレクトにテレビをコントロールできる。

 そのほか、スマートフォンやタブレットなどのモバイル機器とテレビをWi-Fiネットワークで接続し、モバイル機器で見ていた映像や画像をテレビの大画面に映し出せる「Miracast」のほか、テレビのライブ映像をスマートフォンやタブレットなどで楽しめる「2nd Display」機能などを搭載した。また、NFC機能に対応した付属のTag OnステッカーにNFC対応のスマートフォンやタブレットをかざせば、スマホの「LG TV Remote」アプリを経由して「Miracast」や「2nd Display」をかんたんに利用できる「Tag On」機能も搭載した。

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