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米国で書店3社がAmazonおよび米大手出版社を提訴、DRMによる市場独占を問題視
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 2月15日、独立系書店3社がAmazonおよび「ビック6」と呼ばれる米大手出版社6社(Random House、Penguin、Hachette、HarperCollins、Simon & Schuster、Macmillan)を相手取って集団訴訟を起こした。問題とされているのは、Amazonとビック6が秘密協定を結び、特定の電子ブックリーダーでしか電子書籍を読めないようにして顧客と市場の独占化を図ったというもの(HUFFPOST BOOKS、本家/.)。
訴状によれば、Kindleなどの電子書籍リーダーで電子書籍を購入した場合、書籍にDRMが使用されており、別の電子書籍リーダーに転送することができない。これによりAmazon以外の書店を市場から排除していると主張している。独立系書店側はオープンソース化とDRMフリー化により、販売条件が均等化されるよう求めている。
なお、元記事に追記された注釈では、原告側はオープンソースと標準化を混同したりしているのではないか、また著作権管理技術(DRM)に関しても勘違いをしている可能性があると指摘されている。今回の訴訟は、ドイツで行われた訴訟の影響もあると見られている。
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