関連記事
日本の艦船の位置は「Google Earthで見れば分かる」?
masakun 曰く、 7日の衆議院予算委員会で民主党の原口議員が行った発言が話題になっています(ITmedia、MSN産経ニュース)。
話題となっているのは中国海軍の艦船が海上自衛隊の艦船に対しレーダー照射した事件を、民主党の原口議員が小野寺防衛大臣に問いただした際の発言。衆議院インターネット審議中継によると、
原口「場所はどこで起きました?」
小野寺「部隊の運用上ぎりぎりの線でお話させていただきますと、東シナ海の公海上、日中中間線の日本側ということになります」
原口「日本側で起きているわけですね。総理、こういう情報を出すときには国際的な情報戦にはいっています。(略)小野寺さんが今ある中で厳しい答弁をしているというのは評価しますよ、しかしもう相手に場所わかっているじゃないですか。だってレーダー照射までしているわけですよ。Google Earth かなんかでみれば分かりますよ、どこに日本の艦船がいたか。」
と、まるで中国側がGoogle Earthをみれば「どこに日本の艦船がいたか」分かってしまうかのように、発言した模様。しかしこの解釈には異論があって、「レーダー照射された緯度経度をGoogle Earthで確認すれば場所は分かるだろう」(ITmedia)と擁護する向きもある。とはいえ日本はGoogle頼みかもしれないが、中国ならそこは天地図ではないかと思ってみたり。予算委のやりとりではGoogle Earthに関する発言が華麗にスルーされてしまったが、いったいあの発言の真意は何だったのだろう。
スラッシュドットのコメントを読む | 政治
関連ストーリー:
韓国政府、「日本海問題」に対応するため独自の電子地図サービスを開始か 2012年12月13日
iOS 6の地図、台湾の軍事施設を露わにする 2012年10月15日
中国、国営のオンライン地図サイトをリリース 2010年10月25日
自民党、Google Map上で尖閣諸島に併記されている中国名の削除を要請 2010年10月13日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク