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射撃用レーダー照射「非常に遺憾」と安倍総理
記事提供元:エコノミックニュース
安倍晋三総理は6日の参議院本会議で、中国海軍ジャンウェイⅡ級フリゲート1隻から海上自衛隊の護衛艦「ゆうだち」に対し火器官制レーダー(いわゆる射撃用レーダー)が照射された事案について「中国側から一方的な挑発行為が行われたことは非常に遺憾」と強調した。
安倍総理は「中国側に対し、改めて戦略的互恵関係の原点に立ち戻ってこのような行為の再発を防止し、事態をいたずらにエスカレートさせないよう、強く自制を求めていく」とした。
小野寺五典防衛大臣は、今回の事案の10日前(1月19日)にも中国海軍ジャンカイⅠ級フリゲート艦から同じようなレーダーの照射が海上自衛隊護衛艦「おおなみ」搭載のヘリコプターに行われた疑いがあるとしており、「一歩間違うと大変危険な状況になる」と強い懸念を示した。小野寺防衛大臣は前日の記者会見で軍事衝突の可能性に「そこまで類推はしていないが、少なくとも、現場には緊張感が走る」と話した。
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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