『隣のイケメン』サイコロゲームが別れのプレゼント?“ユン・シユン式別れ方”に視聴者共感

2013年2月5日 17:55

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ドラマ『隣のイケメン』で、 ユン・シユンがパク・シネに別れを告げる。

ドラマ『隣のイケメン』で、 ユン・シユンがパク・シネに別れを告げる。[写真拡大]

 ドラマ『隣のイケメン』で、 ユン・シユンがパク・シネに別れを告げる。

 4日放送の第9話でエンリケ(ユン・シユン)は、初恋のソヨン(キム・ユネ)とスペインに帰るつもりだと、ドクミ(パク・シネ)に別れを告げる。

 突然の別れにドクミは心を痛める。視聴者たちは、“悪縁”で始まったエンリケとドクミの関係が、特別な“運命”に発展することを期待していたため、切なさをより一層深めるものと予測される。

 スペインに帰る前にエンリケは、ドクミのために特別な“サイコロゲーム”をプレゼントする。「バスに乗って市内一周」、「地下鉄に乗って公園に行くこと」、「できるだけ遠くまで散歩してみること」、「自転車に乗って漢江に行くこと」など、全て外出に関するミッションが記されたキュートな絵描きボードとサイコロを見たドクミは感動する。

 引きこもって生活していたドクミに、「オバサン!世の中は捨てたもんじゃないぞ!」ということを伝えたかったエンリケの気持ちがそのまま表現されていたからだ。

 エンリケはこれまでドクミの心の傷を癒してあげてきた。ドクミが引きこもっていることを初めて知った時エンリケは、「オバサン!サッカーで唯一手を使えるポジションが何か知ってるよね?そう、ゴールキーパー。人生がサッカーだとしたら、オバサンのポジションはキーパーだね。ペナルティーボックスの中で、誰も入れないように恐る恐る守備をしている孤独なキーパー。そのポジションは大変だぞ!頑張れよ!」と言いドクミをハッとさせた。

 最も感動的だったのは、冬の海旅行から帰って来る途中、ドクミに聞かせてあげた象のストーリーだった。「その象は、幼い時、家族と離れて韓国の動物園に来たんだって。その象はすごく寂しかったから誰かとコミュニケーションがしたくて調教師の言葉を学んだんだ!奇跡のように!だから、オバサンも学んで!誰かとコミュニケーションを図ることを!」というメッセージにドクミは涙を流した。

 ドクミに初めて会ったときから別れの瞬間まで、エンリケは彼なりの方法でドクミの心の傷を癒してやってきた。 時には愛嬌で、時には心に響くメッセージで・・・。

 なお、『隣のイケメン』(演出:チョン・ジョンファ、脚本:キム・ウンジョン)は、人気web漫画『私は毎日彼を覗き見する』が原作で、現代人の覗き見心理を愉快軽快に描いた全16部作ラブコメディードラマ。

 心に傷を抱え、世の中に心を閉ざしたコ・ドクミ(パク・シネ)とスペイン産天才クリエイティブディレクター、エンリケ・クム(ユン・シユン)のドタバタ恋愛劇を描いた作品。愉快なロマンスに感性タッチ、俳優らの好演と、3拍子揃ったラブコメディードラマとして多くの視聴者から好評を受けている。毎週月火曜日の夜11時に放送中。(翻訳:宮本りさ)

※この記事は재경일보提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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