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中国でも大卒者の就職難が増えている
記事提供元:スラド
eggy 曰く、 大学進学率が年々高くなっている中国では、1989年と比較すると大卒の若い労働者数が11倍にもなっている。そのため、大卒者の就職難と、工場の人手不足という構造的なミスマッチが生じている。20台前半の若者では、最終学歴が小学校の人と比べて、大卒者が無職となる傾向は4倍にもなっているとのこと(本家/.、The New York Times記事)。
最大の問題は、大卒者が工場での仕事は自分に相応しくないと考える傾向にあることのようだ。実際には、工場で仕事をした方が、オフィスで働くより報酬が3倍も良いというが、大卒者の言い分によれば、「きつい仕事するのが嫌なんじゃない。ステータスの低さなんだよ。教育を受けた人ほど、工場で働くのを嫌がる」とのこと。このような理由で納得のいく就職先がなかなか見つからない大卒者の多くは、両親に頼ってニート生活を送っているという。
一方で、専門学校や職業訓練プログラムは、不成功者や貧しい人、農村出身者のためのものというイメージがあるため、裕福な家庭の出身者や高等教育をうけた若者からは敬遠されているとのこと。そのため、工場では熟練工の人手不足が深刻な問題となっている。
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