デスクトップのUI・UX設計はモバイルの影響を受けて変わっていく

2013年1月25日 16:34

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記事提供元:スラド

taraiok 曰く、 ソフトウェア開発者でDr.Dobb's誌編集長のAndrew Binstock氏が、スマートフォンとデスクトップPCのインタフェース設計に関するコラムを掲載している(Dr.Dobb's本家/.)。

 スマートフォンとデスクトップPCのユーザーインタフェース(UI)とユーザーエクスペリエンス(UX)は大きく異なる。そのため、UI、UXの設計はそれぞれ個別に行われてきている。一方で(やや性急すぎるが)MicrosoftのWindows 8メトロUIのように両方を一つにしようという動きも見られる。たとえば、Webアプリの分野では複雑だったダイアログボックスの設計が簡素化する方向に向かっている。これはスマートフォンからの影響を受けている部分が大きい。

 ドロップダウン・メニューの発展も著しい。デスクトップPC向けのドロップダウンメニュー機能の拡張に応じてはどんどん長くなっていったが、最近では指でタッチできる範囲の最小限に機能を絞り込む傾向になってきている。昨年、デザインの変更されたGmailはアイコンはモノクロ化され、ボタンの数を減らし、オプション周りの表示メニューも数を少なくしシンプルにしている。

 いずれにしろ、UI/UXに関する話題の中心はデスクトップからモバイルに移りつつあるとしている。

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