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Microsoft Security Essentials、2回連続でAV-TESTの認定を逃す
あるAnonymous Cowardのタレこみによれば、Microsoft Security Essentialsが前回9月-10月分に引き続き、11月-12月分でもAV-TESTの認定を得られなかったそうだ(AV-TESTのテスト結果一覧、International Business Timesの記事、本家/.)。
AV-TESTの認定には各テスト合計で11点以上が必要となるが、Microsoft Security Essentialsのスコアは10点。前回のテストから「Repair」のスコアを0.5点下げている。このほか、前回のテストで合格していたPC Tools: Internet Security 2012が10点、AhnLab: V3 Internet Securityが8点で惜しくも認定を逃している。しかし、Microsoft Security Essentialsは北米で32%という圧倒的なシェアを持っており(OPSWATによるマーケットシェアリポート)、マルウエアの検出率が低い点は気になるところだ。
この結果に対してMicrosoftは、AV-TESTのテストでMicrosoft Security Essentialsが検出できなかったマルウエアによる影響を受けたユーザーは少ないと主張している。Microsoftが数億台のシステムから収集したデータによると、「0-day malware」のテストで使われたマルウエアで影響を受けたユーザーは、ゼロデイ攻撃を受けたユーザー全体の0.003%であり、「recent malware」で検出できなかったマルウエアの94%はユーザーに影響を与えなかったとのことだ(Technet Blogsの記事、INTERNET Watchの記事、ITmediaの記事)。 スラッシュドットのコメントを読む | セキュリティセクション | セキュリティ | マイクロソフト | スラッシュバック
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