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【経営者の言葉】アスカネット:福田幸雄社長
■アスカネット福田幸雄社長、2つの画期的な事業に取り組む
株式マーケットにおいてアスカネット <2438> (東マ)の2つの新しい取組みが注目されている。その一つは、特殊なハードカバー型の写真集『ZENレイフラット』である。プロの写真家でもある福田幸雄社長が永年、温めた末に開発したもの。「従来品では折角の写真集が真ん中で綴じることで見開き表示が出来ず、迫力に欠けるものとなってしまいます。ZENフラットは、最新の印刷と特殊な製本技術で、見開きのセンター部分に切れ目が無い印刷と完全にフラットな製本を実現させたものです」という。プロ写真家向けで2億円の印刷・製本関係の投資を行った。さらに、「全国のプロカメラマンに600冊を無償で配布しました」ということで、この費用を今期上期に約3000万円投じた。下期から売上に寄与してくる見通しだ。
もうひとつは、引き続き熱い注目を集めている『エアリアルイメージング事業』だ。空中に画像や動画を表示するもの。「たとえば、車のダッシュボードに取り付けると空中にメーターやカーナビを出現させることができます。このほかにも、センサーとの組み合わせで従来のタッチパネルに変わる空中パネルや空中広告ディスプレイ、空中イルミネーションなど広範囲の利用が予想される画期的なものです」と福田社長は胸を張る。前期から事業部として立上げ、現在は試作品をいろいろな企業や研究機関等に提供し量産化を探っている。「今はガラスパネルを基板としているため価格が高く本格採用されるまでには至っていません。現在、素材を樹脂やフィルムにすることで価格を下げ製法も見直し量産化を目指して取組んでいます」ということだ。
既に、広島本社工場の隣接地に土地を購入。『ZENフラット』と、『エアリアルイメージング』の事業本格化に備えている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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