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東洋エンジニアリング、ブラジル向け洋上原油処理設備を連続受注
東洋エンジニアリング(TOYO)は20日、同社と三井海洋開発(MODEC)によるシンガポール合弁会社のMODEC and TOYO Offshore Production Systems Pte. Ltd.(MTOPS)が、浮体式海洋石油生産・貯蔵・積出設備(FPSO)に搭載する洋上原油処理設備の発注内示書をMODECより受領したと発表した。
FPSO Cidade de ITAGUAI MV26と命名される同FPSOは、ブラジル国営石油会社(ペトロブラス)を含む4社コンソーシアムが保有する、ブラジル・リオデジャネイロ沖合300kmのイラセマ・ノース鉱区(水深約2,240m)の海底下5,000mプレソルト層(岩塩層下)にある海洋油田の開発に投入される。なお、同FPSOは2015年第4四半期に現地に係留される予定。
MODECは、ペトロブラス向けに今回の案件で9隻目となるFPSOの受注実績を持つ世界トップクラスのコントラクター。TOYOの同社関連FPSOの受注は、今年3月のFPSO Cidade de Mangaratiba MV24に続いて7件目になる。また、TOYOのブラジルでのプロジェクト実績は30件目となり、現在はMV24プロジェクトの他、昨年12月に受注したユーティリティー設備建設工事、今年6月に設立した合弁会社(TSパーティシパソエス社)によるガス処理プラント建設工事を遂行中。
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