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信号無視を取り締まるための監視カメラが原因で衝突事故が増加?
記事提供元:スラド
danceman 曰く、 米ニュージャージー州にて、交差点に信号無視を取り締るための監視カメラを設置する計画が試験的に行われているという。これにより、交通違反の件数や側面衝突事故件数は減少したのだが、一方で追突事故の件数が20%も増加し、衝突事故のトータルの件数も昨年比0.9%増となっているということも判明したという(本家/.、Courier Post Online記事)。
監視カメラが取り付けられた交差点での事故によって発生した損害額は100万ドルを超えており、この試みは「ぶざまな失敗」であるとして、監視カメラの取り外しを求める州議会議員もいる。監視カメラに反対するある議員は監視カメラについて「ドライバーの頭をおかしくさせている。信号が変わる気配を少しでも察知するとブレーキを思いっきり踏み込む原因となっているし、確実に安全であっても赤信号だからという理由で交差点を曲がる判断をにぶらせている」とし、監視カメラがあることでドライバーの行動が良くない方向に変化していると主張している。
しかし、交通省(DOT)は今後も交差点におけるデータの収集及び監視を続けるためにこの計画を続行するとしている。
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