AmazonによるgTLD「.amazon」の申請にブラジルとペルーが異議

2012年11月23日 15:29

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記事提供元:スラド

Amazonによるジェネリックトップレベルドメイン(gTLD)「.amazon」の申請に対し、ブラジルとペルーが異議を唱えているそうだ(TechWeek Europeの記事本家/.)。

南米の各国は小売り大手のAmazonがドメイン名を独占し、アマゾンの生物群系の保護などといった公共の利益にかかわる用途で使用できなくなることを危惧しているとのこと。各国政府の代表などで構成されるICANNの諮問機関GACはgTLDの提案に対して11月20日に242件の早期警告を出しており、Amazonが申請したものでは「.amazon」のほか、「.app」「.book」「.cloud」など数十件が含まれる(GAC Early Warnings)。「.amazon」ドメインへの異議申し立てについて、ブラジルとペルーはGACのメンバーでないボリビア、エクアドル、ガイアナ、アルゼンチンの各国から全面的な支持を受けているとのことだ。 スラッシュドットのコメントを読む | ITセクション | インターネット | IT | 政府

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