ユニクロに続き、ジ―ユーも人気ファッション誌とコラボ

2012年11月22日 11:00

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記事提供元:エコノミックニュース

 今年9月にスタートして以来、好評を得ているファーストリテイリンググループのユニクロと小学館の人気女性ファッション誌とのコラボレーション企画。今月の19日には、その第3弾として、人気ファッション誌「CanCam」とのコラボレーション商品であるラウンドネックチュニック、Vネックチュニック、ミニボアパーカの販売が全国のユニクロ店舗で開始された。

 ユニクロは今秋、ファッション感度が高くトレンドに敏感な10代後半~30代の女性から圧倒的に支持されている「CanCam」「AneCan」「Oggi」「Domani」とのコラボレーションを展開してきた。「いつでもどこでも、美人コーデ」をテーマとしたこのコラボレーションは、誌面ではユニクロの秋冬コレクションを各誌それぞれの視点で編集したスタイリングを提案し、ユニクロの新たな魅力を提示している。共同企画した商品は全部で5アイテム。各誌のテイストを反映し、素材、デザインにこだわり抜いたコラボレーション商品は、それぞれの雑誌の読者層から一定の評価を得ているようだ。

 また、グループブランドであるジ―ユーも、20代の女性から圧倒的な支持を得る「ViVi」と企画段階からコラボレーションしたアイテム「g.u.×ViVi」を「ViVi」の発売日と合わせた22日より発売する。テーマは「全国の女性にカワイイを提供したい!」。6アイテムの展開で、生地選びからシルエットや色柄など細部までにこだわることで、トレンド感が溢れるつつも、日常のファッションが楽しめるコレクションが完成したという。

 同グループはこれまで、企業や高級ブランドとのコラボレーションを数多く実現しその人気を確実なものにしてきた。今回の人気ファッション誌とのコラボレーションも、ユニクロやジーユーのクラス感を高めるステータスの1つとなることだろう。9月には新宿にビックカメラと異色のコラボレーション店舗「ビックロ」を開店し注目を集めるなど、メディアや異業種との提携に積極的なファーストリテイリングだが、2020年の目標として掲げる売上高5兆円達成に向け、今後はどのような仕掛けで驚きを与えてくれるのか期待したいところだ。

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

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